信頼関係

買ったきり、何年も読まないままの本がある。
読み始めてはみたものの、途中で挫折したきりの本がある。

本好きには、たぶん心当たりがあるだろう。

そんなとき僕は、平松洋子さんのことばを思い出す。
「本は、待ってくれている」

なんてすてきなことばだろう。

僕は本を迎える。
本は僕を待つ。

互いの信頼によって、それは成り立つ。

僕の世界で

契約していたADSLサービスが先月末で終了したので、とりあえずPCのネット接続をスマホのテザリングでまかなってみることにした。

これまでと違って通信量に制限があるので、必要なものしか見なくなる。けれど全然困らない。くだらない情報が遮断され、むしろ快適だ。用もないのにとりあえず立ち上げて、テレビのようにザッピングしていただけ。そんなことにも気付かされた。

空いた時間は、本を読んだり、書き物をしたり、考え事をしたり、、、「僕の世界」で過ごそうと思う。