万年筆で つけペン

200円時代のプレピーが5本(0.2×1/0.3×2/0.5×2)出てきた。最後に使ったのがいつだったか覚えていないくらい久しぶりのご対面だけれど、すべて洗浄済みで保存されており、我ながらグッドジョブである。
*0.2だけは当時300円(税別)だった

そしてひらめいた。つけペンで使ってみよう、と。

眠っていた万年筆を有効利用できるのはもちろん、長持ちしすぎているボトルインクを消費できるし、「入れてしまったインクは使い切らねばならない」という縛りからも解放されるし、洗浄も簡単だし、いいことづくめではないか。もしもトラブルが起きても200円の万年筆なら勉強代だと思ってあきらめもつく。

というわけで、早速試してみた。

ああ、なぜ今までやらなかったんだ・・・。たっぷりのインクによる本来の字幅より太めの線で、200円万年筆とは思えないなめらかな書き味。ボタ落ちもない。試し書きは測量野帳にしたのだけれど、つけインクも1ページ半は余裕で持つ。それを過ぎてもいきなりかすれるのではなく、インク色が徐々に薄くなってくるので、そこでつけ直せばいい。いやこれは楽しい。癖になる。ひょんなことからいい遊び道具を手に入れることができた。

心配なのはインク沼にはまることだ。