情報カード

5×3サイズ(125×75mm)の「情報カード」は、僕が常備・常用している文具の一つだ。主な用途は「しおり」と「メモ」で、本・手帳(NOLTY エクセル8)・測量野帳(スケッチブック)に挟んである。

まず、単純な「しおり」として任意のページを一発で開くのに役立つ。そしてそれが本ならば文中に出てきた本のタイトルや名言などをそのしおりに「メモ」しながら読むことができるし、手帳や野帳であれば本体に記入するまでもない「メモ」を一時的に書き留めておくのに重宝する。用済みのカードは処分し、常にまっさらな情報カードを挟んでおけば、いつでも気持ちよくページを開き、必要に応じてメモできる。

ちなみにエクセル8と測量野帳は、5×3サイズの情報カードを挟んでおくのに程よい大きさで、前者は手帳カバーの耳に数枚の情報カードをストックしておけるし、後者の硬い表紙は記入時の下敷き(ジョッターの代用)になり、使い勝手がいい。

また、鉛筆と一緒に枕元に置いておけば、翌日の「To Do」を急に思い出したときや、突如ひらめいた「アイディア」(翌朝ボツになることが多いが)をその場ですぐに書き留めておくことができる。僕は「寝しな」にいろいろなことを思いつくタイプなので、薄暗い中で横になったまま、時には寝ぼけてメモすることになる。そんな時いちいちページを開くことなく、インクを気にすることもなく、すぐに、確実に書ける「情報カード&鉛筆」のコンビがとても役に立つのだ。

他にも僕が思いつかないような使い方がたくさんあるだろう。情報カードはサイズや罫線の有無(種類)を選べるので可能性は無限大。まさに「万能の紙片」だ。興味のある人は、ダイソーの情報カードで「とりあえず」試してみたらどうだろう。僕のような用途なら100均クオリティでも満足できると思う。用が済んだら破棄してしまう使い方にも向いている。