徒然なるままに

雨が降ったり止んだりの肌寒い一日。こんな日は徒然草を気取ってみるのもいい。

筆記具にはコヒノールの木軸芯ホルダを選び、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、木軸の感触そのままの文字が連なる。

ふと、この芯ホルダはまだ売られているのだろうかと思い、調べてみる。

どうやら、また一つ、名品が消えてしまったようだ。

小さくため息をつき、また書き始める。