弥治郎系、佐藤裕介工人の大野栄治型くびれ枝梅 8寸(約24センチ)
きのう届いたばかりのこけしです。
まずはこの大頭とくびれ胴のバランス。たまりませんねー。
そしてこの表情。清楚でやさしい微笑みを湛えた和風美人ですが、愛らしさもあり、時には寂しげに遠くを見つめるような表情を見せることもあります。裕介工人は栄治型の他、嘉三郎や誠型なども作りますが、伝統を継承しながらもすぐに裕介工人だとわかる目なんですよねー。そしてその目がこけしに様々な表情を与え、オイラはその表情に惚れ込んでいるわけです。
ちなみにこのこけしはオイラの「こけし予算」からするとかなり奮発したんですが、思い切って買ってよかった。8寸というサイズもこのこけしを楽しむためには最低限必要な大きさなんじゃないかな。大頭であることも含め、このこけしのボリューム感は8寸以上じゃないと味わえないと思います。
というわけで届いてすぐの感想(感動)をお伝えしましたが、まだ気づいていない魅力がたくさんあるはず。日が経つにつれ、そうした魅力をじわじわと感じるのが楽しみです♪