昨年10月に発売されたぺんてる きらり シャープペンシル。「美文字のための文房具」というキャッチフレーズで芯径は0.9ミリ(2B)を採用していますが、予想以上に好評だったコクヨの鉛筆シャープを意識してるところもあるような気もしますね。
発売当時は「P209の軸色違いでしょ」ということで特に注目はしていませんでしたが、改めて見てみるとその軸色はなかなかいいかも。特に「桜色」と「藤色」。メタリック(きらり)調ではありますが確かに「和」を感じさせる色です。もう一色をなぜ金色にしちゃったのかな。個人的には抹茶系の緑とか茜系の赤とか藍系の青とか・・・、和風な色で統一していればさらに良かった思うんですけどね。(でも分度器さんでは金色だけが売り切れてるという・・・w)
ちなみにこちらがベースとなったP209。既に国内では廃番となっているP20*(P30*)ですが、これをベースにしたモデルはいくつかあるようですね。
この「graniph/グラニフ x STEIN/シュタイン コラボシャープペンシル」もその一つ。(このモデルは0.3と0.5ミリのラインナップで、写真は0.5ミリ)
ただこれは限定モデルで、オイラの知る限りでは定番として発売されたのは「きらり」が初めてだと思うので、となるとP209は「きらり」として実質的な復活を遂げたということなんでしょうかね。きらりの軸にはしっかりと「P209」の文字が入ってますし。
で、このP209(きらり)が「美文字のための文房具」とされていることにはちょっと驚きましたが、確かにクセのないシャープペンではあります。特筆すべき何かがあるわけではありませんが、基本的な作りはしっかりとしていてこれといった不満はありません。もし不満が出るとすればやや細身のグリップ径かな。それでも先端に向かって徐々に細くなっていくタイプなので握りの位置である程度の対応はできます。
まだまだ寒い日が続きますが、それでも少しずつ春に近づいてますからね。「桜色」や「藤色」の軸はそんな季節にピッタリです。ご興味のある方はチェックしてみてください。