昨日ご紹介した「類語辞典」ですが、よくよく考えてみると、それを手にとって開いたことのある人がどれだけいるでしょう。
ってことで、改めて中身をご紹介します。
まずは角川書店の「類語国語辞典」。ケース(外箱)の他、辞書本体にもカバーがあるのですが、オイラは外しています。
こちらが中身。分類された類語がグループごとに並んでいます。
一方こちらは小学館の使い方の分かる類語例解辞典。同じくカバーは外しています。
中身を見ると角川の類語辞典とはかなり違います。
このように類語辞典は、一般的な辞書ほど形式が統一されていないのです。ですから何を調べるか(どう使うか)によって選ぶべきものが変わってきます。「好き嫌い」以前の問題として「向き不向き」がありますので「どれも似たようなものでしょ」なんて中身も見ずに買おうものなら大失敗します。
検索法の一つである「分類」もご覧のとおり。辞書によって全然違います。(手前が角川)
五十音順の「索引」のしくみはさすがに同じですが、それでも細かいところが違います。個人的には国語辞典と同じ「かな」表示の方が引きやすいです。
…などと偉そうことを言ってますが、オイラにとっても類語辞典は初めてなのでまだまだ知らないことだらけ。発見と驚きの連続です。