【こけし】木地山系 佐藤秀一

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木地山系、佐藤秀一工人の小椋泰一郎型 6寸(約18センチ)。全体のバランス感と胴のやわらかな曲線が美しい、お気に入りの一体です。

最近は木地山系こけしの持つ時代感と風土感がたまらなく好きになってきました。伝統を継承しつつもやや現代的になり過ぎたこけしが見受けられるようになってきた今、木地山系のこけしは相変わらず忠実に伝統を守り続けている印象があります。

もちろん伝統を継承していくうえで、そこに工人の個性やそれぞれの時代が反映されることも大事です。でも個人的にはそれが表立っているよりも内に感じられる方が好きで、そういうものはいつまでたっても飽きない。それこそがまさに「伝統」のなせる技だと思うわけです。

(2014年1月3日の記事をリライト・再投稿)