百科事典

吉田篤弘の小説を読んでいると「百科事典」が欲しくなる。特に調べたいものがあるわけではなく、ランダムにページをめくり、偶然目に留まった項目を読み、新たな知識を得る。なんて平和で、贅沢な時間の過ごし方だろう。

とはいえ、本格的な百科事典を所有するのは場所的にも金銭的にも難しい。そもそも「紙」のそれはこの世から消滅しつつある。なので今は大辞林と大辞泉で代用しているのだけれど、吉田篤弘に誘惑されるたびに、白熱電球のやわらかな光のもとで百科事典を開く自分の姿を想像してしまうのだ。

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